Life Shift ライフシフト

頭をリフレッシュさせる為に散歩をしていた途中、本屋に立ち寄りました。

前から気になっていたタイトル。ライフシフト。
漫画版があったので、読んでみたところ、なかなか面白い内容でした。
人生100年時代、あなたはどう生きますか?という問いを投げかけているのです。

好きな事を好き放題したら良いじゃないか。と言われているように感じ、あぁ、今のままで良かったんだ!と思えました。

このサイトはコロコロとタイトルが変わっています。これは、私の心が定まっていない証拠なのですが、ちょっとした恐れのようなものがありました。

「何かやらないと何者にもなれない。何者でも無くなってしまう。」

このライフシフトを読んでみたら、あぁ、別に何かカテゴリーに当てはめなくても良かったんだな。と思わせてもらえました。

幸楽苑の社外取締役で、友人の会社の顧問で、元同僚の会社の雑用係で、兄の会社の経理で、物書きで出版デビューしたくて、愛犬家で、スペイン料理好きで、最近Lean inというNPOに興味があってサインインした、ドラクエ大好きな、スペイン語超初心者で、シングルモルトウイスキーとワインと生ハムが好きな人で、憧れの地はコモド島とわんさかあっても良いじゃない。

ただし人生は長くて短い。短いようで長い。時間に限りはあるから、有意義に過ごさないといけないね。というのが感想。
手当たり次第に全部やりたい事はやってみたいと思います!

壊れたはしご

McKinsey &Co. とLean Inが発表したレポート(  McKinsey & Company, LeanIn.Org, 2019 )では、 女性が昇進するには、ガラスの天井以前に、ごく最初のステップで、昇進を阻害する壊れたはしごが存在すると述べられておりました。

これは、昇進自体がごく最初の段階で阻害されているというもので、この事実に気付く必要があるとの警鐘です。
アメリカの記事ではありますが、日本の状況も似ているケースは多々あるのではないかと思いました。

アデコのアンケート調査によると、女性社員が管理職になったきっかけは、上司からの打診が85.8%とレポートされています。
つまり、逆を返すと上司が女性管理職を受け入れる考えでなかった場合には、そのチャンスはどんなに優秀でもやってこないという事なのです。

女性社員は皆事務職。転勤もなければ出世もない。本人の希望を聞いた事もない。

そういった会社もまだまだ日本には多いのではないでしょうか。

●女性のライフステージ変化で昇進対象にならない ⇒復帰できる制度が必要では?

●本人たちが昇進する気がない ⇒ 本人がはっきりそう言いましたか?

●昇進対象になる女性社員が居ない ⇒ 平等に評価出来る管理職が必要では?

日本はG7で最低、G20でもワースト3の女性管理職率です。
文化背景も関係しているとは思いますが、今は21世紀です。
法律で決められているから。ではなく、貴重な人材に活躍して貰う為、全体の意識を変える必要があるのではないでしょうか。

サントリー 山崎 55年

抽選購入だそうですが、サントリーウイスキー山崎55年が販売されるそうです。

100本限定、価格は1本300万円(税抜)だそうです。
物凄い金額ですが、抽選応募は殺到しそうですね。

山崎のブランド力に加えて、55年物という超希少性、100本限定というインパクトは広告効果絶大だと思います。

因みに25年物でもプレミアがついて100万円越えのようです。

昨年末、初めてウイスキーの醸造所を見学して知ったのですが、樽の中のウイスキーは年々気化して減っていくそうですね。それを天使が飲んだ、エンジェルシェアと呼ぶそうです。
以下はエンジェルシェアについての説明ですが、30年物までの説明となっていますので、55年となると、本当にわずかな量となる事が容易に想像できますね。

GLENGOYNEにて。棚の上段から下段にかけて年数を追った物とエンジェルシェア。

超超プレミアムボトル、試しに応募してみてはいかがでしょうか?

2020年7月1日よりレジ袋有料化

環境省が今年7月1日よりすべてのレジ袋を有料化する旨のガイドラインを発表しています。
生分解性プラスチックを25%以上含むものであれば、対象外だそうです。
この規定も中途半端で、逆に生分解性プラスチック含有製品を増やすだけで、環境対策としては不十分に思います。

昨年11月末、MBAの卒業式でイギリスを訪れた際にその環境意識の高さに驚かされました。
徹底的にプラスチックを削減したパッケージや木製のカトラリー、プラスチック製のみならず紙製の買い物袋も有料化され、リサイクル分別も細やか。

G20に引き続き、COP25でも日本は決定的な環境対策を打ち出せずにいました。テクノロジー大国として、世界をリードするクリーンエネルギー事業や環境考慮製品などをリードして欲しいなと思います。

空いた時間にやりたい事

今日は11時にアポイントの後、次予定が3時でした。

空き時間が必然だった為、前の記事で紹介したAlex Banayanが著書の中で紹介していた、ティモシー・フェリスの本を持って来ておりました。

新たな事を始めようとするには、それ相応の準備が必要なので、本から知識を得ようとしています。

移動時間、空き時間、待ち時間は1日の中で意外と積もれば長い時間となるのではないでしょうか。

情報が溢れている現代では、意識して選択しないと、とんだ時間の無駄遣いになってしまいそうです。先日、立教大学の教授と雑談する機会があったのですが、教授がNetflixを見ていると話していて、理由を尋ねると、自分が見たい時に見たいものを見るのは、時間の節約だ。と仰っていて、なるほどな。と思いました。

今では見たいテレビのみ録画して、寝る前にたまに観ています。

時間は有限ですから、有効に使える習慣を身につけたいと思います。

昔読んだ本、起業家の本質

起業家のほとんどが、ADHDであるとの記載があったことを記憶しています。
あちこち引っ越しをした為に、この本が手元に無くなってしまったので、また買ってみました。

一昔前の本ですが、とても充実した内容だったことを記憶しています。
人の記憶って割と曖昧ですが、良かった!というのは強烈に覚えています。
まだ手元に届いていないので、悪しからず。

Q.MBAは役に立つのか?

複数の友人から、MBAは実際に役に立っているか?などと最近質問されたので、その答えを書いておこうと思います。

A.役に立っています。

Ex.1) 実際に現在の仕事でCSRについての戦略プランを提出し、全社プロジェクトになりました。
Ex.2) 何かビジネスを立ち上げようと考えた際、ファイナンシャルプラン、マーケティングプランなどが専門家の手を借りなくても自分で作れる。
Ex.3) 経営分析をし、問題のあぶり出しとその解決策を提案することが出来る。
Etc…

実践に基づいたシュミレーションやフレームワークなどを実在企業をモデルケースとして行うので、こういった力が付いたのだと思います。
幸い、それらの分析をやるべき仕事に就いている為、覚えた事を忘れる前に定着させることが出来ているのだと思います。

私は優等生ではありませんでしたが、知識はしっかりと助けになってくれていると思います。

Q.何故MBAを取ろうと思ったのか?

A. 国際ビジネスの場に居たいのであれば、MBAは必須と感じた為。

香港在住時、海外でのビジネス相手は大抵LinkedInで繋がる事が多く、彼らのほとんどが何かしらのMaster degree(修士号)保持者であったこと、また転職したいなと思って求人を見ると、多くの企業がMBAを要求していたこと、友達はあらゆる国からの赴任者が多く、またしても多くの人がMaster degreeを持っており、国際企業では赴任者に修士号を求めているようだと感じたことがその要因です。

因みにMBA取得前は私の最終学歴は短大卒でした。今思えば、大昔最初に子会社社長に昇進した際に、アメリカ人の友人から、「何故Associate degreeで子会社社長に就任出来たんだ?」と聞かれたのが納得できます。当時は「失礼な!今までの実績が評価されたからでしょ!」とか生意気にも言っていましたが、アメリカ目線だとよっぽどのウルトラCみたいなものに映ったのでしょう。

Q.オンラインでのMBA取得は簡単だったか?

A.私にとっては超難関だった。

ポーランド人の友人が、自分もMBAを取ろうか考えているが、フルタイム勤務だとやはりオンラインの方が現実的なので、取得が簡単ならやってみようと思う。と言っておりました。

私は英語での学習はHong Kong Management Association主催のCorporate Human Resource Managementという認定書(Certificate)が貰える3ヵ月のコースのみ取得した事がありましたが、学校の授業は初めて。特に大学院レベルになると、論文を読む事が多く、学術的な記載や単語に物凄く苦労させられました。
更に、時間的制限も厳しくありました。オンライン学習とは言え、学期は決まっていて、教授によっては毎週宿題を出す人も居た為に、1週間あたりの必要学習時間は10時間から15時間ほどで、宿題や試験レポートの提出期限は厳密でした。
フルタイム勤務しながらの学習だったので、試験レポート提出の為に徹夜したことが数回。。。これ以前の学生時代に勉強で徹夜などしたことがありませんでした。

Q.学費は?

A.通学よりは安い。

全部で150万円位だったと記憶しています。
通学も1週間必修であるので、滞在費やチケット代などを入れるともうちょっとだと思いますが、200万円行かないくらいだと思います。通学だと、安くても300万円~でした。ハーバード大学など、超有名高偏差値大学に至ると2000万円くらいでした。。。学費免除の天才かお金持ちしか集まらないシステムはある意味人材の宝庫ですね!

卒業式

差別とキャリアについて考える

昨夜、ALEX BANAYAN著のThe Third Doorという本を読み終えました。
著者、Alexが大学生の頃、自分らしい人生を生きる為のアドバイスを、現在のアメリカの成功者たちにインタビューをしようと奮闘した記録と、それによって彼が得た貴重な人脈と経験について書かれた本です。

これは、私が今まで読んだ中で最も優れた本の中の1冊となりました。
普段は読み終えた本はすぐに処分してしまうのですが、何度も読み返したい本については、私の蔵書として大切にしています。引っ越しを何度も繰り返した為、手元に置いてある本はとても限られていますが、すべての人にお勧めしたい1冊です。
原書も併せてすぐに読みたくて、Kindle版を即買いしました。

自己啓発本マニアのようになっていた時期があった私ですが、一通りそういった本を読んで感じたことは、「皆、成功するには、行動しろとか、続けろとか、諦めるなとか、メンターを持てとか、同じような事ばかり書いていて、肝心の”何がきっかけでその成功へ近づいたか”という事は明かしていない。」というものでした。

この本は、ズバリ私が探していた、欠けていたパズルのピースを分かり易く示してくれていると感じました。

女性活躍と差別

少しメインテーマとは外れますが、非常に印象的だった箇所があります。
本書の中で、著者Alexが姉妹に言われた話としてこんなエピソードが書かれていました。動物行動学者のジェーン・グドールにインタビューした際、彼女がメンターに口説かれた話を聞き、メンターに対して憤慨した。当のジェーンは大したことではないと言ったものの、腑に落ちず、 Alexが自身の姉と妹にこの件について意見を訪ねたのです。

Alexの姉は、「女性に囲まれて育ったあなたでさえ、女性が抱える問題を理解していない。」また、妹は以下のイラストをAlexに見せて、「女性が直面している問題なんて、みんな解ろうともしていない。」と言ったそう。

これはアメリカの話ですが、日本もズバリ当てはまると思います。
正直言って、私自身キャリアを築いていく道は平坦ではなく、むしろいつも崖をよじ登り、障害を蹴散らし、大げさかも知れませんが、必要ならば素手で猛獣と戦うくらいの意気込みではないと超えて来られなかったなと思います。

バイアスへの対処

こんな話を、アメリカ黒人で、某銀行のグローバルダイレクターを務めている男性の友達にすると、「この絵は人種差別、性差別をズバリ表現していると思うよ。」と言っていました。
少しセンシティブな話題ですが、彼自身が黒人である為、今のポジションを得るのに苦労を感じた事がきっとあっただろうと勝手に推測し、彼自身はどうだったのかと尋ねたところ、「もちろん差別による苦労を感じたこともあったけど、どう対処したら良いのか良く解っていたので、僕には大した問題にはならなかったよ。」と話してくれました。

この本の著者である、Alex自身も両親がイラン出身であり、女性の事など解らないと姉妹から一蹴されたとは云え、少なからずの苦労はあったのかも知れないなと思ったのでした。しかしながら、彼は並々ならぬキャリアを今まさに築いています。1992年生まれの若者の行動力から学ぶことが満載です。

今後、私に何か出来る事はあるかアドバイスが欲しいと、銀行に勤めるその友人に訪ねたところ、「君はガラスの天井を突き破った人なのだから、そのまま突き進む事で、他の人の為の通路を作るのだと思うよ。」と言ってくれました。

サポーター

また、この本の著者のAlexが最終ページに、このThird doorの考えに共感して広めたいと感じたら、是非連絡が欲しい。と書いてあったので、実際にメールを送ってみると、何と数分で返信が来ました!
東京で出版記念セミナーなどを昨年末に開いていたようなのですが、その時期にはこの本を知らず。。。「また今後も東京に来てイベントをすると思うから、その際には是非会おう!」 と返信してくれました。
(本当に会って話せるかはそれこそサードドアをくぐる必要があるけれど)

私もより高みを目指したいと思いますが、同時にキャリアを目指している女性たちを応援出来たらいいな。と思いました。

このブログについて

もっと学びたい!もっとグローバルになりたい!
と思いながら、国内外のビジネスに携わって参りました。
スーツケース1つで香港に行ったまま、移住を決意して7年在住し、外国人として暮らしながら異文化コミュニケーションや海外ビジネスを学んだり、英国MBAに挑戦し苦闘したり、とりあえずやってみよう!というチャレンジャー精神と衝動で今に至っております。
親しい友人からは、無謀!と言われる事もありますが、やってみなければ結果は出ないので、とにかくやってみよう!(身の安全は最低限考慮しながら)と思っています。

伝えたい!と思う事をこちらのブログに記していこうと思います。